2020.06.08更新

 呉市で交通事故被害の解決に注力する弁護士の田奧です。

 今日は,事故当初から受任して,相手方任意保険会社から1000万円以上の損害賠償金を獲得した事案を紹介します。

【ケース】
 本件は,時間を前後して起きた二つの事故について,両方とも当事務所が受任しました。

 第1事故は,自車を運転中,先頭車両が右折のために停車したため,自車も車間を空けて続いて停車したところ相手方車が追突してきたというものです。第2事故は,第1事故の二か月後,自車を運転して交差点内を直進中,右方からトラックが入ってきて,自車運転席側に相手車が衝突したというものです。

【当事務所の対応】

 当事務所は,第1事故については事故後1ヶ月で受任し,第2事故については事故直後に受任しました。

 第1事故と第2事故とで受傷部位が異なっていましたので,両方の保険会社に対して,それぞれの受傷部位がどこかということを説明し,それ以外の受傷部位について重複して治療費を支払わないように連絡しました。

 第1事故について,症状固定後に被害者請求の形で後遺障害等級認定の申請をし,神経症状について14級9号との認定を受けました。その後,相手方保険会社と裁判所の基準で示談をし,損害金合計で380万円を上回るくらいの金額で示談をしました。

 その後,第2事故についても症状固定となり,病院での後遺障害診断に立ち会い,被害者請求を行うなどの代理人活動を行い,本人があまり気にしていなかった顔面の醜状痕(薄いが広範囲にあった)と第1事故とは違う部位の神経症状について後遺障害の認定を受け,最終的には1000万円以上の損害金を獲得する示談をしました。

【結果】

 第1事故では,慰謝料,休業損害及び後遺障害の損害等全部併せて380万円以上の損害金を獲得する形で示談をしました。

 事故当初から受任していた第2事故では,慰謝料,休業損害及び後遺障害の損害等全部併せて1000万円以上の損害金を獲得する形で示談をしました。

【ポイント】

 事故直後から受任していたおかげで,二つの事故の受傷部位が混同して賠償の対象となることを防ぐことができました。そのおかげで,二つの事故について,適切な後遺障害の認定を受けて示談をすることができました。

投稿者: たおく法律事務所