2015.11.27更新

呉市で弁護士をしております,田奧です。

 

今日は,傷害慰謝料の算定方法についてお話します,

傷害慰謝料の算定の時,大きな要素となるのは,総治療期間,入院日数,通院実日数です。

基本的には,「総治療期間から入院日数を控除した期間」と「入院日数」を要素として傷害慰謝料が決まります。

それなら,毎月一回,長期間通院していれば傷害慰謝料を多くできるのでしょうか。

いいえ,それは違います。

治療期間が長期かつ不規則になると,「総治療期間から入院日数を控除した期間」の代わりに「通院実日数に3.5を乗じた期間」が要素となることがあるからです

 

治療をして症状を改善させるという意味からも,適正な傷害慰謝料を認めてもらうという意味からも,しっかり病院に通って治療をしたいですね。

投稿者: たおく法律事務所

2015.11.09更新

呉市で弁護士をしております,田奧です。

 

交通事故に遭ったとき,弁護士が関与して損害賠償請求事件を解決する場合には,裁判所基準で損害額を算定します。

それでは,裁判所基準ってどこに書いてあるのでしょうか。

交通事故を扱う弁護士であればいわゆる「赤い本」「青本」という本を持っており,この本の基準が裁判所基準といわれています。

他にも,「緑本」とかもありますが,割愛します。

そうすると,裁判所基準は,二通りあるというこのなのでしょうか。

いいえ,そういうわけでもないのです。

どういうことかというと,赤い本は東京地裁の交通事故部の損害額算定の基準であるのに対し,青本は,同じ基準に東京と地方の物価の違いを反映しようとしたものなのです。

そのため,青本は,慰謝料額が幅のある数字で掲載されています。

 

呉市は東京と比べて物価は安いでしょうが,東京の裁判所と呉の裁判所の損害賠償算定基準は大きく違わないでしょう。

呉市でも,基本的には,赤い本基準で計算すべきと考えます。

投稿者: たおく法律事務所

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