示談交渉がうまく進まないときは

相手方保険会社との示談交渉は、全て弁護士が代行します。それでも、請求金額によっては示談がまとまらない場合もあります。

示談がうまく進まない場合、最終手段としては2つのパターンがあります。

ひとつは「訴訟」に持ち込むパターン。もうひとつは「交通事故紛争処理センター」に斡旋を依頼するパターンです。

訴訟となった場合のメリット・デメリット

訴訟となった場合のメリットは、症状固定日から支払済まで、損害額について年5分の割合による遅延損害金を請求することです。また、損害額の10%を弁護士費用として請求できるため、最終的な損害賠償額としては大きな金額になる場合があります。
デメリットとしては、時間がかかることが挙げられます。裁判をすると判決までに6ヵ月以上の期間がかかってしまいます。たとえば事故により仕事に出られず、生活費に困窮している場合には好ましくないといえます。また、死亡事故の場合で、墓を建てる資金が早急に必要となった事例もあります。

交通事故紛争処理センターでの斡旋となった場合のメリット・デメリット

交通事故紛争処理センターにあっせんを委託する場合のメリットは、持ち込みから解決まで3ヶ月程度の期間しかかからないにも関わらず、裁判所基準での解決が可能であるということです。保険会社は交通事故紛争処理センターの判断に拘束される義務があるため、被害者の方にとって有利な解決へと導くことができます。
デメリットとしては、遅延損害金と弁護士費用は発生しないことです。また、交通事故紛争処理センターは、あくまでも話し合いの場を設ける裁判外の機関であって、複雑な事実認定・評価の必要な案件には向いていません。